私の学童期~青年期において、最大で4頭の柴犬たちと一緒に暮らしていました。私がなぜドッグフードにこだわるのかは、実家で飼っていた柴犬たちによる部分が大きいです。ちょっと湿っぽい話になってしまいますがご容赦ください。
愛犬の健康寿命を守るために必要なこと
実家で飼っていた柴犬たちはみんな15歳以上生きていてくれました。ですが、皮膚炎や腫瘍、白内障などを患ってしまい、健康的に寿命を全うできたとは思っていません。
上京して少し経ってから実家に帰ったとき、愛犬の死期がすぐそこであることを悟りました。一緒にいて、その痛々しい姿をみて、胸が締め付けられる思いをしたことをよく覚えています。今、文字に起こしていてもつらいものがあります。
柴犬たちが亡くなってから、もっと安らかな最期を迎えさせてあげられたのではないか、という後悔や疑念が起こります。健康的に過ごすことを人間に置き換えてみると、運動、食事、生きがい、あたりが必要かと思います。
運動は通常の散歩程度だったし、生きがいは犬に聴いてみないとわかりませんが、あんなに身体に不調が起こったのは食事になにか問題があったのではないか、と考えてもおかしくはないはずです。
柴犬たちには動物病院に置いてある有名なドッグフードを与えていました。当時の私は実家住まいで世帯主でもなかったので、フードの決定権はありません。フードの内容を気にするということもありませんでした。
これらのことが、ドッグフードについて調べるきっかけになりました。
ドッグフードは食品ではない、雑貨である
まず、「ドッグフードは食品ではない」ということを知って愕然としました。扱いとしては「雑貨」です。『え?食べるものなのに雑貨??』と意味がわかりませんでした。
ペットフード安全法というものが義務化されてはいるものの、内容をみてもガバガバであまり意味があるようにみえません。人の食品の規制と比較してはるかに緩く、『ペットフード安全法を守って作られているのだから、ペットに与えても安心・安全なはずだ』という考えは到底できません。
ペットは多くの方にとって家族同然であるのに、あまりにも軽んじられていないだろうか。
飼い主としてできること
では飼い主としてどうするか。フードの原材料をしっかり確認するのはもちろんのこと、エビデンス(科学的根拠)を提示しているか、会社の理念や実績はどうか、ということを可能な限り調べていくのが、家族であるペットの健康を守ることにつながるのではないかと思います。
色々な考え方があると思いますが、私がドッグフードを選ぶ基準は以下になります。
- 原材料が明確(~類・等、といった記載がない)であること
- 肉類の副産物(バイプロダクツ)や4Dミートが使用されていないこと
- 化学合成物質(酸化防止剤、防腐剤、着色料、香料など)を添加していないこと
- 消化吸収効率が高く、カロリーの摂取効率がよい
原材料の品質と安全性を保証する内容が主ですが、肉類の副産物(バイプロダクツ)や4Dミートについて簡単に補足します。要はどちらも人間が食べる品質のものではない、ということです。
肉類の副産物(バイプロダクツ)
肉類の副産物(バイプロダクツ)とは、肉を加工する際に発生する、人間は食べないで廃棄されるようなもののことをいいます。具体的にいうと糞尿を含む内臓、体毛、皮、羽毛、くちばし、などのことです。副産物というと聞こえがいいように感じますが、こんなものです。
4Dミート
4Dミートとは健康ではない動物の肉で、人間の食品には使われない品質の肉です。4Dは以下を意味します。
- Diseased:病気になった
- Disabled:障害等で動けなくなった
- Dying:死にかけの
- Dead:死んだ
ドッグフードは食品ではないので、こうした4Dミートが使われていても問題はありません。
愛犬にあった高品質のドッグフードを選ぶこと
私は犬を飼うにあたって、ドッグフードは妥協していないしコストもかけています。といっても人間の食事に比べたらはるかにリーズナブルです。1カ月で7000円だとしても1日あたり230円ほどです。これっぽっちをケチって、低品質のフードを与えて犬の健康を害するリスクを負うなんて考えられません。
たくさんのフードを調べた結果、私が選んだフードはFINEPET'Sドッグフード です。他にも優れたフードはありますが、価格と品質のバランスがよく、消化吸収効率が高いためコスパも良好です。
これまでこのフードは一度も残したことがなく、病気もなく健康でいてくれています。税抜き1000円の1.5キロお試しパックもあるため、ご興味があれば頼んでみてください。内容からすると考えられないくらいお得ですよ。
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